こんにちは,再生センター長の武田敦子です.
ゴールデンウイークの始まりは,お天気が良く,お出掛けには絶好の気候となりました.
旅先でご覧になられていらっしゃる方も・・・.
今回は,先日行いました,抜歯即時埋入のお話をしたいと思います.
患者様のお話によると,以前には腫れたことがあったが,今は全く症状がない,ブリッジの入った部位の症例でした.
他の部位の不具合で当院にかかっていらっしゃったのですが,お口の中を精査すると,怪しいところを発見!レントゲン写真を撮影してみると,ブリッジの支台歯(支えにしている歯)が破折し,分裂しているのです.これをこのまま放置しておくと炎症が起こり,歯を支えているはずの骨をどんどん溶かしてしまいます.
ここで問題になるのが「以前に腫れた事が・・・」の件です.実は骨を溶かしてしまっていたのです.
今以上に骨が溶けて無くなってしまうと,抜歯即時埋入が出来なくなってしまうのです.インプラントを埋入する際,固定値(どれだけ骨に固定されるか)がある程度,必要になりますが,骨が無い場合,まず骨を造って,骨の出来る期間を待って,そこからインプラント埋入手術が初めて出来ます.
この待っている期間は個人差もありますが,4~6ヶ月をみて頂きます.
今回の「抜歯即時埋入」では,歯を抜いて,骨の移植を行い,インプラントを埋入するといった,全ての事を同時に行い,患者様の受けて頂く手術の回数を減らし,ご負担を出来るだけ軽くし,尚且つ,「咬める」ようになるまでの時間が最短になる為の処置でした.
もちろん,全ての事を同時に行うのですから,手術の難易度は上がり,通常のインプラント埋入手術よりお時間を頂くので,患者様にお口を開けていて頂く時間が少し長くなり,頑張って頂く事になるのですが・・・.
当院では,最小限の侵襲で,インプラント埋入手術を行うことを心掛けておりますが,どうしても骨が無い場合,骨移植を行うことになります.
「骨が無いから」とインプラント治療を諦めていらっしゃる患者様も,是非ご相談下さい.



