こんにちは、前回に引き続き連続でたけだ歯科クリニック院長の武田禎慶です。
先週も またまた雪でした。僕は雪かきをして、腰が痛いです。
さて今回の写真は治療義歯です。前回の内容で登場しました、噛みあわせの面を見て頂くと、通常の義歯との大きな違いが判って頂けると思います。
総義歯の問題点は、口を開けると落ちてくる。痛い。話しにくい。気持ち悪い。本当に様々な問題を抱えています。
僕も今までに沢山の義歯を作製してきました。
そして、「難症例」と云われる患者様も診させて頂きました。やはり、経験を積んだ僕でも相当難しいです。
どこで噛んで良いのか分からなくて、顎の動きが定まらない為、粘膜に傷が出来てしまい、痛くて義歯を入れていられない、そんな患者様に使用するのが、「治療義歯」です。顎の動きの安定を計り、約1ヶ月から3ヶ月ほど様子を診させて頂き、動きが安定した後、本義歯を作製します。この際、「治療義歯」をコピーするように本義歯を作製します。本義歯の完成までには、2組から3組の義歯を作製し、時間が掛かる治療です。また、保険の範囲内では認められていない為、治療費は全額自己負担となります。下顎の義歯が問題となる場合が多く、歯医者泣かせの口腔内環境があります。
そこで、2本から4本のインプラントが埋入出来れば、安定が得られる為、その上部構造として、義歯(オーバーデンチャー)を作製することができます。
義歯が口腔内へ入れることも不可能な方は、もう少しインプラントの本数を増やすことで、固定式のご自身の歯の様に噛むことの出来る治療方法(All-On-6など)もあります。
但し、噛む位置が定まらないと、オーバーデンチャーや、固定式のAll-On-6も思う治療結果が得られないので、時間は掛かりますが、長く安心してご使用頂く為には、噛みあわせの位置が重要となります。



